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愛知医科大学 医学部医学科 木下 聡子

動画やアプリを活用して自分流を追求

私がCBT対策として本格的な勉強を始めたのは今年の3月ごろ。大手予備校のCBT用ビデオ講座ではなく、国家試験向け無料ネット講義「Q-Assist」を徹底的に使いました。この作戦がうまくいき、CBTの得点は89.5%。4年生120人超の中で8番の成績をおさめることができました。

国試向け動画を使ったのは、CBT前に続いた定期試験の内容が“国試”を意識していたためです。だから、どうせやるなら国試レベルの勉強をしよう!と自己流を貫きました。周囲に同じやり方をしている友人はいなかったけれど、講師とツイッターでコミュニケーションも取れ、安心して進めることができました。正直すごい勉強量で、“人生で一番勉強した”という記録を毎年更新しています(笑)。
動画は1回が約15分と短いため、いつでもどこでも活用できるのがメリットです。「視聴してインプット → 問題演習でアウトプット → 知識として定着させる」という一連の学習を、パソコンやタブレット端末、スマートフォンなどを使い分けながら進めていきました。PDFのレジュメに自由に書き込めるアプリ「GoodNotes」や、分厚い参考書が丸ごと入った医学電子サービス「year note」も活用しました。

高校生の時、がむしゃらに勉強したにもかかわらず、成績が思うように伸びなかった時期がありました。それ以来、自分にとって効率的で有効な勉強法を追求してきました。どんな教科でも薄い教科書と分厚い参考書の2冊による学習を基本としながら、自分に合ったIT機器を徹底的に使いこなすのが私のスタイルです。

OSCE対策に取り組んだのは、CBT後の1ヶ月間。対策用のDVDを視聴し、友人と問診の練習をしたり、ボランティアを相手に病状や服薬歴などの聞き方を学んだりして臨床技能を習得しました。OSCEをパスした後は「地域医療早期体験実習」で愛知県日進市の中規模病院へ。試験対策で本格的に学習しただけに、手応えを感じました。医師を志したのは、製薬会社の営業担当だった父の勧めがきっかけです。小学校低学年のころから「人に必要とされる人間になりたい!」という想いがあり、医師になることに迷いはありませんでした。

現在は救命救急科にあこがれる一方で、内科にも魅力を感じています。結婚して子育てもしたいけれど、一生をかけてやることなので、楽しくやりがいを感じることをじっくり考えていきたいですね。

木下聡子(きのした さとこ)さん

愛知医科大学 医学部医学科 4年

「地域に密着し、病気を診るというより人を診る医者になりたい!」その想いを叶えるべく、CBTとOSCEを難なくクリア。
11月から臨床実習が始まり、将来なりたい医師像を固めつつある。勉強ではさまざまなIT端末をフル活用し、授業動画やアプリで学ぶ。
1年次から「メディカルラボ名古屋校」でチューターのアルバイトを担当。月に15回以上勤務することもあるという。